先を見通すために養う力

未来を考えて行動する事

マージンコールとロスカットの仕組みを知る

米ドルが1ドル100円の時に1万ドル外貨預金をすると、100万円分の投資をしたことになります。

もし1円が50円になったら、資産は50万円になります。

どんどん下がって0円になったら0円になります。

マイナスにはならないので、改めてお金を振込むようにはいわれません。

将来の為替は予測はできませんが、一国の通貨の価値が全くなくなることはないでしょう。

外貨預金なら追加の資金を要求されることはありませんが、FXは違います。

100万円分の投資をレバレッジ25倍でしたとき、証拠金は4万円です。

買いポジションなら1円下がると99万円になります。

95円まで下がると95万になり5万の損失になります。

証拠金が4万しかなければ1万円足りない状態です。

1万円以上を証拠金として振込むように言われます。

今の業者は、足りなくなってから振り込みを依頼するのではなく、証拠金に対してどれくらいの損が出ているときにこれ以降どうするかの案内をしてくれます。

それがマージンコールです。

損が大きいので、追加の証拠金を入れてくださいとの案内です。

もし入れずにそれ以上損が広がると、自動的に損切が行われます。

これがロスカットです。証拠金の50パーセントぐらいでロスカットになる場合もあります。